U2

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セックス・ピストルズ、クラッシュ、ダムド、PIL、スジバンなどパンク・ロック、ニューウエーブの代表的なバンド達は、ロック・音楽業界に大きなインパクトを与えましたが、商業的にはパンク以前のZEPやストーンズ等の伝説的なバンドと同様な大成功を収めたわけではありませんでした。

しかし、U2だけは、世界的にも大成功を収め名実ともにロック界を代表するバンドに成長していきました。

初期のパンクやニューウエーブが持っていた、「獰猛な破壊衝動」とはベクトルが違うものの情熱と新鮮さを持ちながらも、段々と洗練された深みのあるアルバムを出し続け80年代後半〜90年代にかけてTOPバンドに昇りつめたといえるでしょう。

略歴
1976年にラリー(Dr)がバンドメンバー募集の貼り紙を出し、集まったメンバーによりU2の前身となるバンドを結成。

メンバーは当初ボノ(Vo)、アダム(B)、エヴァンス兄弟(兄ディック、弟デイヴ(ジ・エッジ))で5人メンバーでしたが、ディック脱退後の1978年に「U2」となりました。

その後CBSアイルランドと契約、1979年に3曲入りEP「U2:3」でデビュー。
このEPがアイリッシュ・チャートで1位となりイギリスのアイランド・レコードと契約を結ぶきっかけとなります。

1980年、スティーブ・リリーホワイトのプロデュースで、ファーストアルバム「ボーイ」をリリース。

新人バンドとして注目を集める存在となりました。彼らのサウンドは、当初からボノの熱い声とメッセージ性、エッジの個性的でユニークなギターが際立っており、他のバンドとは一線を画す個性を持っていました。

Boy (Deluxe Edition Remastered)




1981年セカンドアルバム「アイリッシュ・オクトーバー」をリリースします。

このアルバムはイギリスで25万枚以上売れスマッシュヒットとなりました。ボノの熱い歌が他のバンドと明らかに違う何かを感じさせました。

アイリッシュ・オクトーバー





1983年シングル「ニュー・イヤーズ・デイ」が初のイギリスチャートのトップ10入りをはたし、同年の3月にサードアルバム「WAR」をリリース。

ニュー・イヤーズ・デイ




War (Deluxe Edition Remastered)





イギリスチャートの1位を獲得し世界中で注目を浴びるバンドとなっていきます。人気はヨーロッパ、アメリカ、日本へと拡大します。

11月には、ライブ・アルバム「ブラッド・レッド・スカイ」をリリースし初の来日公演も行われました。
ローリング・ストーン誌は、U2を1983年度の最優秀バンドに選出しました。

ブラッド・レッド・スカイ=四騎=




1984年、ブライアン・イーノとダニエル・ラノワをプロデューサーに迎え、名盤「焔」をリリースします。

私は、このアルバムが非常に好きでどっぷりとアルバムを聴いていました。
サウンドは、プロデューサーの影響が大きいと思いますが、より空間的な広がりと深度を持つサウンドへと変化し、非常に完成度の高い作品となったと思います。

特に、エッジのギターは、このアルバムではイーノの影響からか・・・ディレイ等のエフェクターを効果的に駆使した、空間を感じさせる効果音的な斬新なギターサウンドをアルバム全体に渡って披露しています。

このアルバムもイギリスチャートで1位を獲得。

The Unforgettable Fire (Deluxe Edition Remastered)





そして1987年にリリースした「ヨシュア・トゥリー」は全英・全米ヒットチャートを制覇し、アルバムは全世界で2800万枚以上を売り上げるモンスター・セールスを記録します。

シングル「ウィズ・オア・ウィズアウト・ユー」、「終わりなき旅」も全米で1位、またグラミー賞最優秀アルバム賞に選ばれるなどまさに世界的なスーパーバンドとなりました。

このアルバムも前作に引き続き非常に完成度の高い作品であり、一曲目のイントロの神々しいシンセサイザー(イーノがそのパートは作ったといわれています)から、最後の曲まで全てが素晴らしい!という感じですね。

ウィズ・オア・ウィズアウト・ユー




The Joshua Tree (Remastered)





1988年には、ドキュメンタリー映画「魂の叫び」を公開し、同名のアルバムもリリースします。


U2 魂の叫び [DVD]




魂の叫び





前作と打って変わってアメリカのルーツ・ミュージックに傾倒し、ブルースやゴスペル、ソウル・ミュージックなどの要素を取り入れたアメリカ色の濃い作品となりました。

B.B.キング・ライヴ・イン・ジャパン




ソングス・オブ・ゴスペル・ミュージック





1991年、アルバム「アクトン・ベイビー」、1993年「ZOOROPA」をリリース。アクトン・ベイビーは世界中で1700万枚以上を売り上げ大ヒットとなりました。

アクトン・ベイビー




ZOOROPA





1997年の「ポップ」をリリース。
2000年プロデューサーにブライアン・イーノとダニエル・ラノワを再び迎え、「オール・ザット・ユー・キャント・リーヴ・ビハインド」をリリース。再び、一曲目から熱いサウンドを聴かせてくれました。「ビューティフル・デイ」は、大好きな曲で繰り返し聴いていましたね。

ポップ




オール・ザット・ユー・キャント・リーヴ・ビハインド




ビューティフル・デイ




2004年、アルバム「ハウ・トゥ・ディスマントル・アン・アトミック・ボム」ではスティーブ・リリーホワイトもプロデュースに復帰し初期を思わせるサウンドと、1990年代のスタイルを織り交ぜたロック・サウンドの作品となりました。
また、全446曲入りの究極のアルバム「ザ・コンプリートU2」を、iTunes Music Store限定でリリース。

ハウ・トゥ・ディスマントル・アン・アトミック・ボム (DVD付 初回限定盤)




2008年「Vertigo Tour」を収録した3D映画「U2 3D」を公開。
2009年「ノー・ライン・オン・ザ・ホライゾン」をリリース。なかなかの力作。

2005 Vertigo [DVD] [Import]




ノー・ライン・オン・ザ・ホライゾン





2014年iTunesでの無料配信で物議をかもした「ソング・オブ・イノセンス」
2017年「ソング・オブ・エクスペリエンス」をリリース。また同年1987年にリリースされた「ヨシュア・トゥリー」の30周年記念ツアーを実施

Songs Of Innocence (Deluxe)




Songs Of Experience (Deluxe Edition)





U2 ソングス




バンド・スコア U2・ベスト[ワイド版]




CROSSBEAT Special Edition U2 (シンコー・ミュージックMOOK)



posted by autmaticmode at 15:52 | TrackBack(0) | U2 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする