Radiohead




レディオヘッドは、トム・ヨーク(Vo、g)、ジョニー・グリーンウッド(g)、エド・オブライエン(g)、コリン・グリーンウッド(b)、フィル・セルウェイ(dr)の5人のバンドメンバーにより結成。

1991年にEMI傘下のレーベルと契約するまでは、1985年からオックスフォードで毎週金曜日に練習していたことから「On A Friday」というバンド名で活動していたが、メジャー契約を機にトーキング・ヘッズのアルバムの曲「Radio Head」を参考にして、バンド名を「Radiohead」に変更した。

Radio Head




ビートルズで、ブライアン・エプスタインが実は重要な位置を占めていたように、レディオ・ヘッドにおいてもプロデューサーのナイジェル・ゴッドリッチとセカンドアルバム「ザ・ベンズ」から組むようになり、楽曲のアレンジには重要な位置を占めていると思われる。

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Bye and Stuff




また、「ザ・ベンズ」以降のアート・ワークは全てスタンリー・ドンウッドの物であり、トム・ヨークとは学生の頃からの友達らしく余程相性がいいのだろう。

レコードの時代からアルバム・ジャケットは非常に作品にとって重要な意味を持っており、バンドの混沌としたサウンドや詩の世界観を表現することに上手く成功していると思う。



■アルバム
・パブロ・ハニー - Pablo Honey (1993年)
・ザ・ベンズ - The Bends (1995年)
・OK コンピューター - OK Computer (1997年)
・キッド A - Kid A (2000年)
・アムニージアック - Amnesiac (2001年)
・ヘイル・トゥ・ザ・シーフ - Hail To The Thief (2003年)
・イン・レインボウズ - In Rainbows (2007年)
・ザ・ベスト・オブ - Radiohead: The Best Of (2008年)
・ザ・キング・オブ・リムズ - The King Of Limbs (2011年)
・ア・ムーン・シェイプト・プール - A Moon Shaped Pool (2016年)
・アニマ- Anima(2019年)

アルバムは、「Pablo Honey」(1993年)シングル「Creep」の大ヒットにより新人バンドとして一躍有名になる。

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Creep [Explicit]





「The Bends」(1995年)セカンドリリースまで実に2年も掛っており、当初はXTC、ポリスのプロデューサーとして有名なジョン・リッキーを迎えて制作されていたが、試行錯誤を繰り返し録音をやり直すなど、中々納得のメンバー間で納得の行く出来とならず、最終的にはナイジェル・ゴッドリッチをプロデューサーに迎えることになる。結果的に、アルバムは英国では大ヒットした。

そして、実験的なサードの「OK Computer」(1997年)は全世界的な評価を獲得し、英国で1位、米国でも上位にランキングされて世界的なバンドへと成長していく。

The Bends




OK Computer





4枚目は超実験的な問題作「Kid A」(2000年)をリリース、一般的にこれほど実験的な作品が売れるとは想像しがたい内容でありながらも、商業的にも成功した。

Kid A




これまで、数年置きに作品を発表していたので驚きであるが、「Kid A」と並行して制作されていたと思われる「Amneciac」、ライブアルバム「I Might Be Wrong」を2001年にリリース。

「Amneciac」は、1曲目から最後の曲まで歌詞の世界観は、変わらず人を突き放す様な、ある意味破壊的で絶望的な不思議な混沌とした物が描かれているが、曲自体は結構聴きやすくシンプルなものが多い。

ライブアルバム「I Might Be Wrong」は、「Kid A」と「Amneciac」の曲から主に構成されており、2001年の幾つかのライブから編集されたアルバムとなっており、ライブバンドとしても非常に優れたバンドであることがわかる。


Amnesiac




I Might Be Wrong





「Hail to the Thief」(2003年)は、これまでの集大成というか実験的かつバンドサウンドを上手くブレンドして構築された作品となっている。このアルバムの録音は、非常に上手く進んだようで初期のサウンドも彷彿させる内容だ。

Hail To the Thief [Explicit]




ただ歌詞は、もちろん混沌とした世界が描かれている。このアルバムを最後に大手EMIを離れる。

以降は作品をダウンロード販売するなど、インターネット時代の流れもあるが商業的にも世界的にビッグネームのバンドだからこそ出来るのだろうが実験的な事を始めていく。

そして、現在ではダウンロード販売は普通(当たり前)の事となった。スマートフォンで音楽を聴くには、そのまま好きな曲だけダウンロードすることが、安価であり、便利だからだ。結果的に、CDは1990年代までと比較すると劇的に売れなくなった。

U2も「i-Tunes」でアルバムを無料ダウンロードで新アルバムをリリースするなど時代は大きく変化した。

■ダウンロード作品
・Harry Patch (In Memory Of) (2009年)
・These Are My Twisted Words (2009年)
・Burn The Witch" (2016年)
・Daydreaming" (2016年)


In Rainbows (Disk 2) [Explicit]




ザ・ベスト・オブ(1CDエディション)






King of Limbs by Radiohead (2011-03-29)




ザ・キング・オブ・リムス [DVD]






A Moon Shaped Pool




RADIOHEAD [12 inch Analog]






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■関連書籍等

2 2=5 Composer: Radiohead examples edition




RADIOHEAD (rockin’on BOOKS)






Radiohead: The Electric Guitar Songbook




バンドスコア レディオヘッド『THE BEST OF』






Josh Cohen: Radiohead: For Solo Piano




Radiohead Piano Songbook: (Piano, Vocal, Guitar)





■トムヨークインタビュー
参照NME JAPAN「レディオヘッドのトム・ヨーク、新作『ANIMA』や世界の政治情勢について語る」より一部抜粋
https://nme-jp.com/news/74985/

トム・ヨークは続けて、ワークライフ・バランスの取り方や自身の野心についても言及して、「いいものを作り続け」てクリエイティヴ面でのカタルシスを見つけることにしか野心を持っていないと語っている。

「僕は野心的なわけじゃない。いいものを作り続けたいっていう野心があるだけさ。それだけだよ。本当にそうなんだ。僕にはそれしかない。それさえあればいいんだ」

彼は次のように続けている。「とても忙しくしていると思うけど、自分ではこれが気に入っている……バランスを取りながら楽しめているよ……20年前や15年前よりも楽しめているんじゃないかな。当時の作品と同じくらいに興味深いものになっていることを願っているよ。僕が気にかけているのはそれだけだね」

「人生のバランスを取る上で、可能な限りはいろいろな物事から離れて休むようにしているんだ。子供の頃には自分が見たものや経験したことを、仕事や音楽、作詞なんかを通じて消化していた。僕はそういうふうに物事を見ていたんだ。僕の子供たちもそうだよ。2人ともそんな感じなんだ。嬉しいことだよ。ある意味では、今もそれができていることに感謝だね。まだ生きているっていうことだからさ」






posted by autmaticmode at 21:57 | TrackBack(0) | Radiohead | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする